明治日本の産業革命遺産
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PEOPLE

2019.05.21
Vol.31

日本の人達にパワーを~明治日本の産業革命遺産の使命~

渡邊 美佐 氏

渡辺プロダクショングループ代表・株式会社渡辺プロダクション名誉会長

渡邊 美佐 氏
プロフィール

1928年、マナセプロダクション創業者・曲直瀬正雄・花子夫妻の長女として神奈川県横浜市に生まれる。日本女子大学進学後、ジャズバンド・シックス・ジョーズのマネ―ジャーを経て、1955年、シックス・ジョーズリーダーだった渡辺晋氏と結婚し、渡辺プロダクション設立。2004年、フランス芸術文化勲章オフィシエ受賞。2012年、藍綬褒章受賞。2018年、ICPM RALPH PeernⅡ賞2018受賞。一般財団法人産業遺産国民会議評議員。

――明治日本の産業革命遺産がユネスコ世界文化遺産に登録されたのは2015年7月です。その2年前の2013年9月に一般財団法人産業国民会議の評議会が発足されました。渡邊会長は発足時から評議員を務めておられますが、それまでの経緯について教えていただけますでしょうか?

 私はもともと加藤康子さんのお母様である睦子さんと親しくさせていただいていまして、康子さんのことは以前から存じ上げていました。最初に康子さんとお目にかかったのはいつだったかしら?もう成人しておられたかもしれません。明るくて元気で、なにより利発なお嬢さんだと思いました。私、頼もしい女性が大好きなのです。ですからハキハキとお話しになる康子さんのファンになってしまって、これからどういう女性になるのか楽しみだなとワクワクしたことを覚えています。
それから随分と経った頃、何かの席で睦子さんとご一緒した折に、「うちの康子がこういうことを推進していて」と言って聞かせてくださったのが「九州・山口の近代文化産業遺産群」(後に明治日本の産業革命遺産と改名)をユネスコの世界文化遺産に登録するために康子さんが大奮闘しているというお話だったのです。随分とダイナミックな挑戦だなと思いましたが同時に素晴らしいことだとピンときました。

 その後(2009年10月22日)、都内のホテルで康子さん主催の会合(2007年に発足した専門家委員会が、東京プリンスホテルでそれまでの視察と審議の結果を発表した)が開催されるので是非とお誘いを受けて伺いました。ビックリしましたね。一番大きな部屋が人でぎっしりでしたから。千人くらい、もっとだったでしょうか。財界人、政治家、評論家、マスコミの方々……。康子さんの情熱の賜物だと感動して、もしも私にできることがあるなら協力したいと思っていたところ、一般財団法人産業遺産国民会議の評議員にというお話があり、快くお受けしたのです。



 

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