明治日本の産業革命遺産
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デジタルドキュメンテーション

-プロジェクト名-Scottish Ten

三菱長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン
小菅修船場跡
三菱長崎造船所 第三船渠
端島炭鉱

scottish ten02.jpgscottish ten00.jpg非営利団体として設立された財団は、遺産のデジタル文書化を進める先駆的な団体として、新技術の活用で創造される三次元モデルをインターネットで情報共有をしています。財団ではレーザー・スキャニングやデジタルモデリング等の最新技術を活用し、国際的な遺産のデジタル文書を収集、アーカイブ化し一般公開しています。

同財団は、アフガニスタンのバーミヤン州に存在した1600年前に建造された仏像がタリバンにより破壊されたことを受けたことの危機的状況を受け、2003年に設立されました。設立以来、140以上にも及ぶ遺産のデジタル文書化されたデータを公開しています。ピサの斜塔、ポンペイのイースター島、バビロン、ラッシュモア山などのプロジェクトに代表されます。

サイアーク財団は米国カルフォルニア州を拠点として、内国歳入庁(IRS:Internal Revenue Services)が規定する、501条(c)項(3)号団体として認定され、英国の慈悲団体として登録されたエジンバラのオフィスがあります。

今後5年間に世界の500の遺産をデジタル保全する「サイアーク500」プロジェクトが2013年に立ち上げられ、2014年、長崎市カンチレバークレーンを取り上げた同プロジェクトが既にデジタル化が完了した65遺産のひとつとして取り上げています。

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サイアーク財団は4Kホログラム、3D印刷、携帯端末のアプリケーション制作などの手法でデジタルデータを公開していき、将来はオキュラス・リフトのバーチャルリアリティに特化したヘッドマウントディスプレイでのデータ公開も予定しています。

Scottish Ten 長崎プロジェクトへ

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