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明治日本の産業革命遺産
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エリア8 八幡

官営八幡製鐵所は、明治日本の産業革命遺産の最終稿にある遺産で、我が国が、産業革命の担い手になったことを証言する遺産群である。明治政府は福岡県北部筑豊炭田を背後に控えた旧八幡村(現北九州市)、に、産業の米であるスチールの生産を行うため、明治日本の威信をかけて銑鋼一貫製鉄所を建設した。官営八幡製鉄所の建設にあたり、ドイツのグーテホフヌンクスヒュッテ社の協力を経て、日独の技術者たちの力を結集して最新の鉄鋼生産技術を導入、さらに日本国内で育成された技術者の技術と職人の知恵で改善と改良を重ね、アジアで最初に成功した銑鋼一貫製鉄所を築き上げた。1901年に操業を開始し、1910年までには、メードイン八幡の鋼材の大量生産と増産を軌道にのせ、自らが産業革命の担い手となった。構成資産は、現在でも世界有数の鉄鋼メーカーである、新日鐵住金(株)が所有し、同社の八幡製鐵所の構内および近郊に立地している。資産の一部は一世紀以上経た今もなお稼働し続けている。

  • 官営八幡製鐵所
  • 遠賀川水源地ポンプ室