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明治日本の産業革命遺産
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エリア5 佐賀

三重津海軍所(1858-1871)は、筑後川の分流である早江津川の河川敷に立地し、佐賀市南部の諸富町・川副町にある。有明海から上流6キロに位置し、大半が地下遺構である。もともと18世紀後半には、佐賀藩の船を係留し、管理する船屋が置かれていた。その後、佐賀藩は長崎警備の任にあったところから、長崎海軍伝習所の流れを汲む三重津海軍所を1858年に設立。洋式船操縦の訓練などを行う稽古場や、修船・造船施設などが置かれ、現在も、古地図から正確に当時の位置を特定することができる。
三重津海軍所の閉鎖後、その跡地を利用した佐賀商船学校も1933年には廃校となり、それ以降、ほとんどの遺構は60-100センチの堆積土で覆われ、地下に保存。2001年-2003年、および2009年-2012年にかけて行われた発掘調査で、河川の流れと自然の地形を利用した日本最古の乾ドックなど、多くの遺構が確認され、数々の貴重な資料が発見されている。

  • 三重津海軍所跡