明治日本の産業革命遺産
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PEOPLE

2018.03.23
Vol.24

着々と進む"世界遺産周遊ルート"の整備・振興 ~推進協議会、多彩なプロモーションで世界に向けて魅力発信!~

石原 進 氏

明治日本の産業革命遺産世界遺産ルート推進協議会会長

一般財団法人産業遺産国民会議理事

(九州旅客鉄道株式会社 相談役)

石原 進 氏
プロフィール

生年月日:昭和20年4月30日生(72歳)

最終学歴:昭和44年6月東京大学法学部卒業


主要経歴
昭和44年7月:日本国有鉄道に入る
  62年4月:九州旅客鉄道株式会社 総合企画本部経営管理室長
平成 2年6月:同 総務部長
   5年6月:同 取締役総務部長
7年6月:同 取締役鉄道事業本部副本部長
  8年6月:同 取締役関連事業本部長
  9年6月:同 常務取締役 経理部、監査室担当
 13年1月:同 常務取締役
        総合企画本部長
        総務部、東京・沖縄地区担当
        JR九州病院担当

 13年6月:同 専務取締役
        総合企画本部長
        総務部、東京・沖縄地区担当
        JR九州病院担当
 14年6月:同 代表取締役社長
 21年6月:同 代表取締役会長
 24年6月:同 取締役会長
 26年6月:同 相談役
現在に至る
         以 上
主な兼職
(一社)九州経済連合会 副会長
(一社)九州観光推進機構 会長
(公財)福岡市文化芸術振興財団 理事長
九州経済フォーラム 会長
在福岡トルコ共和国 名誉総領事
日本放送協会 経営委員会委員長
      など

--石原さんは産業遺産国民会議の理事として、そして「明治日本の産業革命遺産世界遺産ルート推進協議会」の会長として、観光周遊ルートの整備、各構成資産を案内・説明するガイドの養成といった観光振興策にご尽力されています。最初に、この協議会の活動目的やメンバーなど概要をお聞かせください。

 ご案内のように、本遺産は8県11市に点在する23の構成資産で1つの世界遺産価値を形づくっている点に大きな特徴があります。そのことがどういう意味を持っているのか、1つひとつの構成資産が全体の価値にどのように貢献しているのかといったことを来訪者に正しく理解していただく必要があります。とはいえ、難しい話ばかりで楽しくないと、誰も見に来てくれません(笑)。

 そこで、産業遺産国民会議では「楽しみながら周遊する」ことによって価値を理解してもらえるように、「世界遺産ルート」の整備に着手したわけです。その推進母体となるのが、一昨年(2016年)に発足した世界遺産ルート推進協議会です。現在の会員は自治体(8県15市)、構成資産を所有する民間企業(島津興業、三菱重工業など)のほか、鉄道事業者(JR東日本、東海、西日本、九州など)、航空会社、高速道路会社、道の駅、バス・タクシー事業者といった観光関連企業、さらには地元の商工会議所、商工会など全部で122団体。自治体の中には本遺産に関連する歴史遺産がある山口県下関、福岡県田川、飯塚、佐賀県唐津の4市も参加しています。内閣官房、観光庁、文化庁など国の関連省庁もオブザーバーとして加わっていただいています。

--まさにオールジャパン体制ですね。現在までの活動の進捗状況、今一番力を入れている点を教えてください。

 何より大事なのは、周遊ルートに関する情報提供。旅の出発地点となる駅や空港などの交通拠点から各資産やビジターセンターまでをつなぐ、交通手段や周辺地域の観光情報の提供ですね。具体的には、統一ロゴによる道路標識の整備、パンフレットや観光マップの作成、ウェブサイトやスマホアプリなどの活用、現地でのインタープリテーション(案内・解説)の体制づくりといった、様々な活動を展開しています。海外への情報発信にも力を入れていまして、2016年には台湾で開催された「2016台北国際旅行博」にも参加しています。こうしたプロモーション活動はとても大事だと考えています。

 また、昨年(2017年)11月の総会では、普及に積極的に取り組んでいる地域の団体に感謝状を贈るなど、みんなで活動を加速しようと頑張っています。

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今回は、世界遺産登録決定祝賀会の様子をお伝えいたします。

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