明治日本の産業革命遺産
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PEOPLE

2016.01.07
Vol.6

日本の「ものづくり」「産業」の原点を伝える「明治日本の産業革命遺産」

安富 正文 氏

東京地下鉄株式会社 代表取締役会長

安富 正文 氏
プロフィール

昭和45年 4月 運輸省入省

平成11年 7月 鉄道局長

平成13年 1月 国土交通省鉄道局長

平成13年 7月 海事局長

平成14年 7月 大臣官房長

平成16年 7月 国土交通審議官

平成18年 7月 国土交通事務次官

平成19年 7月 顧問

平成21年 9月 東京地下鉄株式会社顧問

平成23年 6月 代表取締役副社長

平成27年 6月 代表取締役会長(現職)

加藤六月事務所の片山秘書からいただいたご縁

あれは僕が国交省を退職して、近代化促進会の会長をしていた頃だったと思います。加藤六月先生の秘書の片山さんから「先生のお嬢さんの康子ちゃんに、とにかく会ってみてほしい」と言われてお受けしたのが加藤康子さんとの最初の出会いであり、この世界遺産プロジェクトに関わるきっかけです。その時、僕は産業遺産なるものをほとんど何も知らなかったのですが、康子さんが僕に「産業遺産を世界遺産にしたい」と、取り組んでいるプロジェクトについて熱心に説明して下さいました。

着眼点が非常に面白いな、と思ったのですが、加藤さんは「問題があるのです」とおっしゃる。「何が問題なのですか?」と伺うと、「稼働遺産が含まれていることです」。どういうことかというと、世界遺産においては、文化庁が世界遺産登録に関わる監督官庁ですが、その文化庁は、文化財に登録されると稼働資産においても現状変更の手続きには時間がかかり複数の人の承認を要します。これは文化庁としての正しい姿勢です。しかし、それゆえ企業は、自社保有の現役の産業設備が世界遺産に登録されることに対して否定的でした。その頃、加藤さんは産業設備を所有している企業を訪問していて、僕が加藤さんに会った時は、三池港を世界遺産にしようと関係者を訪問し、「ぜひ御社の稼働資産を世界遺産に!」と提案されていたのですが、「うちの稼働資産が文化財に指定されたら事業ができなくなります。世界遺産など目指さなくても結構です」と断られてしまったということでした。その後、何度も足を運びご協力をお願いしているがご理解いただけない、どうしたらいいだろう、というのが加藤さんのご相談の主旨でした。

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Vol.43
官営八幡製鐵所は「1枚の古写真」から世界遺産になった!~元日鉄マンが明かす、"登録前夜"のとっておきのエピソード~

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Vol.42
外に向かって発信する「新しい地元学」を確立したい ~「釜石の誇り」から「日本・世界の中の釜石の誇り」へ!~

岩手大学理工学部 准教授

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Vol.41
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Vol.31
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参議院議員

平野 達男 氏
Vol.29
"21世紀の薩摩ステューデント"よ、未来を創れ!~旧集成館は鹿児島観光の情報発信拠点~

鹿児島県知事

三反園 訓 氏
Vol.28
各地域に着実に広がる「つながりあるストーリー」という意識~保全管理・インタープリテーションのあり方には課題も~

世界遺産コンサルタント

サラ・ジェーン・ブラジル(Sarah Jane Brazil)氏
Vol.27
《為せば成る為さねば成らぬ何事も》~人とつながるための勇気や行動力を~

特定非営利活動法人 九州・アジア経営塾 理事長兼塾長

株式会社SUMIDA 代表取締役

橋田 紘一 氏
Vol.26
「日本人として、世界に対して誇りを持って発信できる世界遺産」〜内閣官房・有識者会議の流れを決したジャーナリストの視点〜

ジャーナリスト、「下村満子の生き方塾」塾長

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Vol.25
クラシックカーが「明治日本の産業革命遺産」を走る!~2019年、九州で「ラリーニッポン」を開催~

一般財団法人ラリーニッポン 代表理事

小林 雄介 氏
Vol.24
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明治日本の産業革命遺産世界遺産ルート推進協議会会長

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石原 進 氏
Vol.23
「遺産観光」の振興に向けたルート整備にいっそうの力を~忘れ難い故郷・呉への空襲と広島原爆の記憶~

一般財団法人産業遺産国民会議 代表理事

(公益財団法人資本市場振興財団 顧問)

保田 博 氏
Vol.22
世界とつながる町~"長崎のたから"を"世界のたから"へ~

長崎市長

田上 富久 氏
Vol.21
「ICOMOS-TICCIH共同原則」の真価問われる"世界の実験場"~日本政府が推進する新たな保全へのチャレンジ~

ヘリテージ・モントリオール政策部長

ディヌ・ブンバル(Dinu Bumbaru )氏
Vol.20
忘れ難いS・スミス氏との激論の日々 ~異文化の中で出会った"なじみ深い19世紀の産業遺産"~

世界遺産コンサルタント

バリー・ギャンブル(Barry Gamble)氏
Vol.19
歴史や文化を継承することは、次世代の技術革新を生み出す~"使いながら残す"に道を開いた「明治日本の産業革命遺産」~

工学院大学常務理事

後藤 治 氏
Vol.18
シリアル登録方式の保全管理に新たな道を拓いた「明治日本の産業革命遺産」-- 今後の大きな課題は「記憶と理解を引き継ぐ人材研修」

ヘリテージ保全並びに世界遺産の専門家としてグローバルに活躍する国際コンサルタント

ダンカン・マーシャル(Duncan Marshall)氏
Vol.17
ジャイアント・カンチレバークレーンと小菅修船場跡の3Dデジタル・ドキュメンテーション

The Glasgow School of Art’s School of Simulation and Visualization、データ・アクイジション責任者

アラステア・ローリンストン 氏
Vol.16
日本で注目される「産業遺産」

ヒストリック・スコットランド産業遺産政策責任者

マイルズ・オグリソープ博士
Vol.15
「スコティッシュ・テン プロジェクト」によるデジタル文書化

ヒストリック・スコットランド

スコティッシュ・テン プロジェクト・マネージャー

リン・ウィルソン博士
Vol.14
富士山と韮山反射炉、2つの世界遺産を一望できる茶畑の丘 --次の夢は「子どものためのミニ反射炉」で体験学習

静岡県伊豆の国市長

小野 登志子 氏
Vol.13
登録までの道のりと資産の今後を見つめて

ロイヤル・カレッジ・オブ・アート副学長・評議会議長

イングランド・ウェールズにおけるカナル&リバートラスト遺産顧問

ニール・コソン卿
Vol.12
正確な情報発信の中で、歴史を見つめるきっかけに

東京立正短期大学 学長

慶應義塾大学 名誉教授

工藤 教和 氏
Vol.11
「ものづくりの街・北九州」への愛着と誇り--"シビック・プライド"を呼び起こしてくれた世界文化遺産登録

北九州市長

北橋 健治 氏
Vol.10
世界遺産登録決定祝賀会レポート(@ドイツ・ボン)

2015年6月28日から7月8日まで、ドイツ・ボンにて第 39 回世界遺産委員会が開催され、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録が決定しました。

今回は、世界遺産登録決定祝賀会の様子をお伝えいたします。

<世界遺産登録の舞台裏>
Vol.9
使いながら保存する-「稼働遺産」の保存・活用に新たな道を拓く

阪神高速道路株式会社 取締役兼常務執行役員

(一般財団法人産業遺産国民会議 理事)

岡本 博 氏
Vol.8
港湾法の体系で、世界遺産の保全を担保する

静岡県副知事

難波 喬司 氏
Vol.7
近代化を切り拓いた長州ファイブと試行錯誤の痕跡を残す萩の資産

萩市長

野村 興兒 氏
Vol.6
日本の「ものづくり」「産業」の原点を伝える「明治日本の産業革命遺産」

東京地下鉄株式会社 代表取締役会長

安富 正文 氏
Vol.5
日本の近代工業化を石炭産業によって支えた三池エリア

大牟田市長

古賀 道雄 氏
Vol.4
国家、社会のため、広い視野と使命感を持って試行錯誤しつつ挑戦し続けた「明治の産業革命」の意義

文部科学省 生涯学習政策局 生涯学習総括官
前 内閣官房 内閣参事官

岩本 健吾 氏
Vol.3
「鉄は釜石から八幡へ」 近代製鉄発祥の地から誇り高き文化を伝える

釜石市長

野田 武則 氏
Vol.2
強く豊かな国家を目指して 薩摩藩主島津斉彬が築いた『集成館』

一般財団法人産業遺産国民会議 理事

島津興業 相談役

島津 公保 氏
Vol.1
産業国家日本の原点 『明治日本の産業革命遺産』を次世代へ

「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会 会長/鹿児島県知事

伊藤 祐一郎 氏