Top
明治日本の産業革命遺産
JAPANESE  ENGLISH

小菅修船場跡

  • 小菅修船場跡は、明治元年12月(1869年1月)に竣工した日本初の蒸気機関を動力とする船の修理を行う船台です。
  • 小菅修船場跡
  • 小菅修船場跡の曳き揚げ小屋。日本で現存する最も古いレンガ造りの建造物です。スコットランドで製造された蒸気機関の曳き揚げ機械が設置されています。設備はグラバーが輸入し、1869年に設置されました。
  • 曳揚げ機小屋は,こんにゃく煉瓦と呼ばれる長崎で焼かれたオランダ様式の煉瓦で建てられています。
  • 小菅修船場は、長崎港に立地し,小菅町の入り江に建設されました。当時グラバーが住んでいた外国人居留区から1キロ南西にあたります。小菅修船場は日本で最初の蒸気機関で稼働した西洋式スリップドックで、1869年に完成しました。
小菅修船場跡は、明治元年12月(1869年1月)に竣工した日本初の蒸気機関を動力とする船の修理を行う船台です。 小菅修船場跡 小菅修船場跡の曳き揚げ小屋。日本で現存する最も古いレンガ造りの建造物です。スコットランドで製造された蒸気機関の曳き揚げ機械が設置されています。設備はグラバーが輸入し、1869年に設置されました。 曳揚げ機小屋は,こんにゃく煉瓦と呼ばれる長崎で焼かれたオランダ様式の煉瓦で建てられています。 小菅修船場は、長崎港に立地し,小菅町の入り江に建設されました。当時グラバーが住んでいた外国人居留区から1キロ南西にあたります。小菅修船場は日本で最初の蒸気機関で稼働した西洋式スリップドックで、1869年に完成しました。

日本初の蒸気機関を動力とする曳揚げ装置を装備した洋式船台。薩摩藩士五代友厚と小松帯刀が、グラバーと共同出資で建設した。明治政府が買収後、三菱の所有となり1953年まで稼働した。曳揚げ装置を格納する小屋は、現存する日本最古の煉瓦造建築でコンニャク煉瓦と呼ばれるものが使われている。また、船を乗せて曳揚げる台の形状(現存しない)から、通称ソロバンドックと呼ばれた。

許可なく写真の複製、本文、内容の引用を固く禁じます。
小菅修船場跡
文化財指定: 国指定史跡
所在地: 〒850-0934 長崎県長崎市小菅町
Tel: 095-829-1314(長崎市観光推進課)
Fax: 095-829-1232(長崎市観光推進課)
入館料: 無料
開館時間: 常時公開(曳揚げ小屋内部は非公開)
休館日: 年中無休
アクセス: JR長崎駅から長崎バス(野母半島方面(戸町経由)乗車)15分、小菅町下車、徒歩5分
駐車場: なし
※入館料、開館時間、休館日などは予告なく変更になる場合がありますので、現地にご確認ください。