明治日本の産業革命遺産
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長崎市シンポジウム2015年7月25日

長崎市で世界文化遺産登録記念シンポジウム開催 

2015.07.25

長崎市主催による「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録記念シンポジウムが、メルカつきまちホールで開催されました。長崎居留地キッズコーラスの美しい歌声が場内に響き渡るなか、シンポジウムの幕が開き、田上富久長崎市長の開会の挨拶に続いて弊財団加藤康子専務理事が「世界遺産登録までの道のり」をテーマに「明治日本の産業革命遺産」の概要と、世界遺産登録まで16年にわたり取り組んできた軌跡について基調講演を行いました。パネルディスカッション「世界遺産と『まちづくり・ひとづくり』」には、グラバー園名誉園長ブライアン・バークガフニ氏、三菱重工業株式会社長崎造船所資料館チーフマネジャー稲岡裕子氏、居留地まつり実行委員会事務局長梅元健治氏、田上市長がパネリストとして、加藤専務理事はコーディネーターとして参加。「世界遺産登録はゴールではなく、これからが新しいスタート。どう保存し、どう伝えていくのか、大きな責任が生まれた」(田上市長)、「長崎の資産の価値の世界遺産価値に貢献する部分を咀嚼し、面として地域のまちづくりを広域の周遊ルートに生かしていけば、活性化の効果が相乗効果になり、地域はますます元気になる」(加藤専務理事)との思いを、約180名の参加者と共有しました。

加藤専務理事の講演記録はこちら→