明治日本の産業革命遺産
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EVENTS

ユネスコ本部(パリ)にて催事が行われます

2015.09.29

2015年10月12‐16日、"Digital Documentation : Conservation with Science and Technology"と題する催事が、ユネスコ本部(パリ)にて行われます。

この催事は、産業遺産国民会議が展示を企画し、内閣官房、ユネスコ日本政府代表部が共催し実施され社、米国CyArk財団、スコットランドのスコティッシュ10プロジェクト、ソニーPCLとの共同プロジェクトとして開催いたします。

3Dレーザー測量と解析は、戦禍の中で文化財の破壊が行われる中東諸国において、文化遺産の資産の保全のため、劣化状況を把握し、現時点での正確なデータを最新鋭の科学技術により測量・解析をし、未来の文化遺産の保全に役立てていくことを目的にアメリカのCyArk財団により始まりました。

さらには、その科学技術が進化を遂げ、インタープリテ―ションのツールとして、正確なデータを3Dに復元しARなどの最新技術で世界遺産価値の共有・普及・理解に結び付けていくことを目指し、市民の皆様によりよく、文化財をご理解いただくためのツールでもあります。さらには、Liquid Galaxyにおいて55インチディスプレー、7面にて「明治日本の産業革命遺産」がグーグルのストリートビューを交えてインターアクティブに紹介されるシステムや、日本の4K技術を駆使した長崎市端島(軍艦島)の映像などをお届けします。稼動資産で、実際には観光客がアクセスできないところで、様々なインタープリテ―ションのアイデアの催しを行い、展示の中では、世界遺産のディジタルドキュメンテーションを実現するための様々な最新技術が紹介される予定です。

(注)なお、本催事はユネスコ関係者への内部展示となり一般公開はされませんのでご了承ください。

 ポスターはこちらをご参照ください   チラシはこちらをご参照ください