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記念メダル・切手発売が、スコットランドメディアにおいて報道されております
明治日本の産業革命遺産の構成資産には、歴史的背景としてスコットランドと深いつながりのあるものも多く、長崎県のジャイアント・カンチレバークレーンはスコットランドから輸出されており、他にもスコットランド出身商人のトーマス・B・グラバーにまつわる資産が数多くございます。
また、スコティッシュ10のプロジェクトにより、長崎県の端島炭坑・三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン、第三船渠、小菅修船場の3D測量も実施され、資産のデジタルドキュメンテーションに大きく貢献していただいております。
現在までに、フレーム切手やプルーフメダルセットが発売されておりますが、これらにおいてもスコティッシュ10において測量したデータも活用したデザインもあり、好評を博しております。
そのため、スコットランドにおいて同地とゆかりの深い切手やコインが発売されているということで、現在様々な報道がなされております。
CDDV(Centre for digital documentation and visualisation)におけるプロジェクト・マネージャーであるリン・ウィルソン博士は、
「スコティッシュ10プロジェクトのひとつとして、長崎を象徴するジャイアント・カンチレバークレーンや第三船渠、その他素晴らしい資産のデジタルドキュメンテーションに関わる機会を得たことを、大変嬉しく思っています。日本は、とりわけ良好な状態で保全されている重要な産業遺産にしっかりと誇りを持っており、また資産の多くがトーマス・B・グラバーのような先駆者によって設計、建設されたということに、スコットランドの人々も同様に誇りを持つべきです。(略)切手やコインの発売は、単に明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録を祝うだけでなく、日本の人々に資産への意識を高め、長い視野で資産を守り、スコットランドと日本の歴史的な結びつきを強めるものです。」
と述べられています。
以下のリンクにおいても、記事が掲載されております。是非ご覧ください。